広島県は尾道市。は風光明媚で、海山に挟まれていて、自然がたっぷりで、古来からの寺社がある・・・と色々魅力は尽きませんが、おいしい食べ物のお店が数多あるっていうのも、確実に大きな魅力のひとつです! ・・・散歩してるとおなか減ってきて、ついつい何か軽くつまみたくなる・・・そんな時にぴったりの絶品おやつをご紹介でーす。 尚、食べ次第また随時追加してきます♪
はっさく大福
尾道といえばコレ!絶対食べたいのが、この名物大福~・・・。
瀬戸内名物の、みずみずしい八朔果実が、やわらか~いお餅の中に詰まってるのです。
中には白餡が添えられています。 八朔と白餡がこんなにあうとは・・・。
発明した人エライと思う。色んなお店が発売しているので、ぜひお気に入りの一品を見つけてみては?
5~6種類くらいあるかと思います。
松愛堂のはっさく大福
八朔大福は、季節ものなのでシーズンオフは食べれなかったりするのですが(夏にはピオーネ大福とか、違った変わり大福になってたりする) 松愛堂さんは、わりと大体年間通して、はっさく大福をカバーしてくれているお店です。
原材料
因島はっさく、もち米(国産米)、白いんげん豆、砂糖、水飴、寒天、片栗粉、トレハロース、着色料(ベータカロチン)
杵でついたお餅を使用っていうことで、お餅がめっちゃやわらかいです!とろけるような食感。はっさくも上記写真のようにたっぷり詰まってます。
アクセス
尾道商店街がちょっと切れたところを右(海方向)に曲がるとあります。 広島県尾道市土堂1-6-11
特産品開発 はっさく屋のはっさく大福
全菓博栄誉大賞受賞という、このはっさく大福。冬から初夏あたりなら、色んな売店で入手できるかと思います。
本店は因島の白滝山登山口近くにあります。
原材料
もち米、白餡、砂糖、はっさく、酵素 よりシンプルな材料を使ってます。特徴は、まだ若い、ちょっと酸っぱめの八朔を敢えて使っていること・・。
白餡のやさしい甘さとぴったりなんですねー。酸っぱくてほろ苦い八朔が好きな私は、けっこうお気に入りの味。
長江の肉まん
商店街も終わりに近づいたところで、間口の小さな、中華風のお店があります。
ちょっと頑固そうな(?)おじさんが一人で経営してます。
ここの肉まんも本当に絶品で、尾道来るたびに食べたくなっちゃうのです。
しかも一個80円前後。大きさは、飲茶の小龍包を一回り大きくしたくらいなので、色んな種類をちょっとずつ楽しめます。
お肉がジューシーで、本当美味しいです。わたしは特製の醤油豚まんが好き。 なにやら本格的な旨みのある中華風の味付けがしてあって癖になるのです。
種類も、生姜焼き豚まん、カレー豚まん、ちまき、それに黒胡麻団子まであって、どれも美味です。
アクセス
広島県尾道市十四日元町1-22
おやつとやまねこの尾道プリン
尾道は他にもおみやげでプリンが売っていますが、たぶんオリジナルはこのお店だと思います!
ここで人気が出たから、他でも作り始めたんじゃないかな~。
地元産の卵、牛乳を使っていて、ほっとするような、やさしい味わい。柑橘系ソースをかけて食べると甘酸っぱくて美味です。
店先のベンチで、ちょっと休憩がてらのプリンはよいです。 瓶の柄も、地元のイラストレーターさんの猫や小人たちの絵でとても可愛い。
「おやつとやまねこ」はクッキーも素材の味を引き出していて、とても美味なのでぜひ・・・。
雰囲気
どこかレトロポップな、可愛らしいつくりのお店。 赤とベージュ色の昔懐かしいひさしがかかっていて、右手にはベンチ、入り口は磨りガラスのガラガラ戸です。
手作り感満載の、ぬくもりある佇まいですっ。
ショーケースの中には、スコーンや、名物の尾道プリンが4種類ほど(抹茶、夏季限定?桃味、スタンダード、ヨーグルト)、左手にはクッキー、ビスコッティなどが並んでいます。
この日は休日だったので、お客さんもたくさん来てましたー。
早速、名物の「尾道プリン」を食べてみた!
店先のベンチに座って食べることにしました。
暑い日だったので日陰になっているのは助かる・・。
これにはよく醤油などを入れる魚の形の容器がゆわえつけられてます。中身はレモンシロップ! これをかけて食べると甘酸っぱい「初恋の味」になるとかです☆
ヨーグルトプリンもありました。
ヨーグルトプリン。上には甘夏か何か、柑橘系果実のソースがのっていて、爽やか~~。 お味は、とっても優しくナチュラルでした。
じっくりほわほわ発酵させた感じがします。
ちょっとベイクドチーズケーキにも似た、すっきりした味わいでした。 夏にはぴったり。御馳走さまで~す。
「おやつとやまねこ」のプリンは材料にもこだわりアリ。
尾道近郊の食材や、国産にこだわって作られた、安心で美味な材料を使われているみたいです。(プリン買うともらえる、ミニちらし参照)
砂谷牛乳
広島県北西部の山中にある牧場で、草地酪農にこだわって育てた牛さんから搾られた牛乳を使用。
北海道てんさい糖
ミネラルたっぷりで、オリゴ糖がビフィズス菌を増やしてくれる、てんさい糖が使われています。
尾道の卵
御調地区で飼われている鶏の、とれたて卵を使ってます。
瀬戸内レモン
初恋の味シロップの招待は、因島や瀬戸田など、瀬戸内海の島々でとれた安心安全な国産檸檬を使用してます。
プリンの瓶が可愛い・・・。
猫マークいらすと。食べ終わった瓶をカウンターに持っていくと、きれいな空き瓶と交換してくれます。
鉛筆立てや一輪挿しに使ったり、ただ置いておくだけでも可愛くて癒されます・・・。この、どこかレトロな和風ポップな味わいのイラストは、地元の漫画家・イラストレーターの、つるけんたろうさんが描かれているそうです。
つるさんは、下記の漫画も出されていて、読んだらとっても面白かった!将来、地方移住したい人にはおすすめです。尾道山の手のお洒落古民家を無料でもらって、東京脱出するお話。
尾道の奇人、高校生、おばちゃん、空き家再生プロジェクトの人々など、人間模様も楽しめます。ムカデやヤモリなどとのリアルな接近遭遇も有り・・・。(試し読みページ有り!)
「おやつとやまねこ」クッキーを食べた感想
色々あっていつも迷っちゃいますが、今回はお気に入りの抹茶クッキーと、新作のブルーチーズクッキーを購入。
抹茶クッキー
三枚入り。240円~280円くらいだった??(うろ覚えスミマセン)
原材料
薄力粉、菜種油、三温糖、全粒粉、ホワイトチョコレート、豆乳、カシューナッツ、ベーキングパウダー、抹茶
お味
動物性原料を使ってないのが嬉しい~!(チョコレートには乳製品がちょっと入ってるかな?)結構大きめ、ほろりほろりと生地が崩れていく食感です。
抹茶がけっこう濃厚に含まれていて、ほろ苦さと甘さのバランスが絶妙なんですよねーー。
カシューナッツと、ホワイトチョコのまろやかさもまた、抹茶に良いアクセントをつけています!
ブルーチーズのクッキー
小さめのクッキーが6個入り。これも250円前後
でした。
原材料
薄力粉、無塩バター、ブルーチーズ、甜菜糖、くるみ、カシューナッツ、塩
お味
チーズがとても薫り高いです。チーズの表面をちょっと火で炙ったような、こうばしい味わいがあります。これも、抹茶クッキーほどではないですが、ほろほろサクサクしますね。一個一個小さいので、お茶受けにもよさげ。
総評
手土産にもピッタリかと思います。何気に、カウンター左手でビスコッティなど試食できるのも嬉しいですね・・・。
品数も、スノウボールみたいなホロホロクッキー、ビスコッティ、プリン、スコーンなど、そこそこありますので、迷える楽しさもあります。
さて、次行った時は何を食べようかな・・・。
アクセス・店舗情報
駅を出て商店街方向に向かい、信号を渡って数軒目です。
駅から徒歩三分。 営業時間:10:00~19:00(売り切れたら閉店) 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日) 電話番号:0848-23-5082 住所:広島県尾道市東御所町3-1 (2016年夏の情報。変更になることございます)
ネコノテパン工場
山の手地区にちょっと入った、坂道にある、小さな小さな古民家パンやさん。
あまりにリトルなので、お客さん一人しかお店の中には入れませんw
お店の中には、これまた割りとミニサイズのパンやスコーン、ビスコッティが色んな種類宝箱みたいに詰まってます。 私のおすすめはプチサイズのミルクフランスと、色んな味が用意されている、やわらかめのほろほろビスコッティです。
夏季休暇に入っていることもあるので、バカンスシーズンはお店のHPをチェックしてください。
アクセス
広島県尾道市東土堂町7-7
さて、パン屋さんというと、商店街にも大人気のパン屋さんがあります。
朝食にも、お土産にもおすすめ!
朝7時から開店している、お洒落な「パン屋航路」。尾道駅から近くて、軽く朝食を食べるのにも、とても便利な立地です♪ 商店街の入り口から歩いて2分くらい。
パン屋航路の雰囲気
まだ暗い早朝の商店街の中、ぽつんと暖かい光をともしているのが、このお店。 外観は、アイアンフレームと、大きい窓ガラスが現代的で、お洒落です。
働いている何人ものスタッフと、さっそくショーケースに並び始めた種類の多いパンが見えます。
「パン屋航路」という店の名前は、文豪・志賀直哉の小説「暗夜行路」との語呂合わせなんですって。 尾道は、志賀直哉が滞在して小説を書いていた、ゆかりの町なんです。 山の手には、旧居の記念館もありますよ。
パンを買ったら、海沿いで朝食にしよう!
このお店は、海岸沿いからとても近くて、尾道水道沿いには、ウッドデッキやベンチが用意されてます。おだやかな水面を見ながら、パンを食べるのなんか乙ですよ。
また、商店街をもう少し進むと、右手にパラソルが何本も立っている市民広場があります。そこにもベンチがあるので便利ですよ。
食べたパンのレビュー
春キャベツとサーモンのパン
じゃーん! ちょっと分かりにくいかもですが、キャベツのざくっと切ったひとふさが、かなりダイナミックに、どーんとパン生地の上にのっかっています!
惜しげもなく、キャベツです!
食物繊維がたくさんとれますよー。キャベツは火が通って、甘くやわらかくなっています。 キャベツの下には、サーモンが敷かれていて、塩味で全体の風味を引きしめてます。 パン生地は、やわらかく甘め。
スコーン
今回、このスコーンが一番気に入りました!
これ、口にいれると、ほろほろ・ふわふわ、と崩れほどけていくんです。 何でつくってるのかな? 卵白とかなのかな?
バター風味のみっしり系か、卵風味のマイルド系がスコーンの主流だと思いますが、これはどちらにも分類できないんですよ。
ともかく、このほろほろっとくずれる触感は他のお店でなかなか食べられない味かと思います。
わけぎのパン
尾道の地元の「わけぎ」を使用したパン、ということで、「わけぎ」って何ぞや?って思いながらも、ご当地ものという響きに弱いわたしは、買ってしまいました。
「わけぎ」というのは、ネギとタマネギの中間みたいな野菜で、尾道市が出荷量日本一らしいです。見かけは、野蒜とか、島らっきょに似てます・・・。
パンに入ってると、味はなんとなく高菜に似ていました。
たっぷりワケギが練りこまれてます!
生地はバターが濃厚に香ります。 ふわふわした触感で、ホットケーキみたいな感じです。
ホワイトチョコとクランベリーのベーグル
ホワイトチョコとクランベリーがごろっと練りこまれてます。 パン屋航路のベーグルは、みっしりと密度が高くて、ぎゅぎゅっとした生地で、食べ応えがあります。
ホワイトチョコとベリーは鉄板コンビですね。ふと思いついて豆乳にひたして食べてみたら、これが当たりで、まろやかさが加わって美味でした。
セサミオニオンベーグル
オニオンのいい香りがぷ~んと、買い物袋からし続けていました。
中身もこんな感じで、胡麻が惜しげもなく詰まっております。 プチプチとした触感が楽しいです。
パン屋航路さんまとめ
パン屋航路さんでは、時間帯によって焼きあがるパンの種類が違うみたいです。朝かって、お昼頃にまた見に行ったら、また違ったラインナップが登場していました。
サンドイッチやグラノーラもあります。
特徴としては、しっかりと焼きの入った、大人が楽しめるパンの種類が豊富に感じました。 クロワッサンダマンドとか、バナナクロワッサンとか、甘い系クロワッサンの種類も色々ありました。
また、オリジナルな創作力があります。(わけぎのパンにしろ、春キャベツどーん!のパンにしろ)
次々と、新たなパンが焼きあがってきますので、迷える楽しみを味わってみてはどうでしょうか。
アクセス
尾道駅から徒歩五分くらい、商店街の中にあります。
アーケード街なので雨天OK。 営業時間:朝7:00~売り切れまで 日曜営業、木・金定休 広島県尾道市土堂1-3-31 電話番号;0848-22-8856 (2016年4月の情報。変更に
なることございます)