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「埼玉発世界行き」奨学金、福岡県アンビシャス外国留学奨学金、広島県未来チャレンジ資金まとめ

Eijo Toyonaga, Year of the Child Exhibition

 地方公共団体でも、海外留学奨学金を支給しているところがあって、なかでも埼玉・福岡・広島の試みは目立っていた。

 広島県のものは貸与型ではあるが、条件付きで支給型になるところも良い。

 そんなわけで、まとめた。

 

「埼玉発世界行き」奨学金

 なぜか、全国でもやたらと留学奨学金に力を入れている埼玉県!

実に支給対象人数は200人以上! チャンスはかなり多い。

支給額自体は、決して高くないけど、他の奨学金とも併給可能なようなので、埼玉に住んでいる人は、住み得だね! 採用枠が大分多い(特に、交換留学型)ので、予算の足しにしてはどうかな。  

学位取得コース

主な応募資格

・一年以上本人か、親が継続して、埼玉県に住んでいる者

・40歳未満

・大学か大学院へ、学位取得のために留学する人(すでに留学中でもOK)

  本人は、別の地域に住んでいても、親が埼玉県に住んでいればいいというのは嬉しいですね。

  年齢制限が高めに設定されているのも高齢者には嬉しいね。 また、すでに留学中の人も応募できるのも気がきいてるよね。(面接は日本まで受けに帰ってくる必要があるみたいだけど)  

支給額
  • 世帯年収によって、50万円~100万円(年収600万未満で100万円以下)

 

支給人数
  • 15名

 

特徴

 留学中は、受給者は「埼玉親善大使」になって、埼玉県のプロモーションに努めるんだって。また「グローバル人埼玉ネットワーク」という、埼玉のグローバル化を促進する交流団体に加入する。

地方自治体として、これだけ熱心にグローバル化を進めるのは珍しい。 色んな国際派の埼玉人とコネクションが作れて楽しそうだ。    

協定・認定留学コース

主な応募資格
  • 埼玉県内の大学や短大に在籍しているか、本人か親が一年以上埼玉に住んでいる者
  • 40歳未満
  • 6ヵ月以上「協定留学」か「認定留学」で海外へ行く者
支給額
  • 20万円以内

 

支給人数
  • 200名以内

 

特徴

 なんといっても支給人数が厖大!200名という大盤振る舞いは、他の自治体からは飛び抜けている。民間団体や外国政府奨学金の人数からしても断然とびぬけてるよ! ただちょっと額は少ないケド・・・。 でも、なんと選考も、書類審査のみだ。 これは応募して損はないかと思う。格安航空券代くらいにはなるかも・・・。 またグローバル人材ネットワークにも加入できるんだ。  

理系短期コース

 

 主な応募資格
  • 埼玉圏内の大学や短大の理系学部に通っているか、本人または親が埼玉に一年以上住んでいて、県外の大学や短大の理系に通っている者。
  • 40歳未満
  • 単位取得のため、一ヶ月以上半年未満の留学をする者

 

支給額
  • 10万円以内

 

支給人数
  • 20名以内

 

特徴

10万円って確かに嬉しいですが、留学にはちょっと少ないかなあ・・・。でも足しにはなるかと。 そして、この奨学金も、埼玉のグローバル人材ネットワークに入ったり、グローバル人材育成研修や、インターンシップが用意されてもいるようで、 就職にはかなりいいかと思う。

まとめ

  埼玉県がここまでグローバル人材を育てることに力を入れていることに驚いた。まだ全国でも、こんなに力を入れている県は少ないので、画期的な試みだ。 今から新しいことが活発に動き出しそうだし、様々な人と知り合い、就職にもアドバンテージになりそうな、良い制度だよ埼玉県のサイト

 ※奨学金情報につきましては、記事更新日現在のものです。募集条件等が変更されることもありますので、実際に興味が絞られたら、奨学金支給団体のオリジナルサイトでご確認ください。

 

福岡県アンビシャス外国留学奨学金

  20歳以下の人に、最長4年間支給してくれる奨学金。   地方自治体奨学金の中では、支給額がかなり多い方だったのが、この奨学金。  

主な応募資格

  • 海外の大学で学位取得を目指して留学する高校生。
  • 20歳未満
  • 一年以上、本人か親が福岡県に住んでいる者
  • 貸与型奨学金となら併給OK

 

支給人数

  • 若干名

 

支給額

  • 年間授業料相当額(200万円上限)

  英語圏の大学は、欧米ですと授業料が高いところが多いです。そうすると、 最大四年×200万円=800万円も支給してもらえることになる!  

 20歳以下で、自分の貯蓄もないし、親の収入もそんなに多くない…という人でも、 この金額を貰えることになれば、親御さんにも残りだけ学費を出してもらって、送り出してもらえるケースもあるかも。 若干名のため、倍率は高いかと思うけれど・・・。

  福岡出身の者に限定されるため、もしかすると有名な外国政府系奨学金よりは、もらえる率が上がる可能性もある。

※奨学金情報につきましては、記事更新日現在のものです。募集条件等が変更されることもありますので、実際に興味が絞られたら、奨学金支給団体のオリジナルサイトでご確認ください

 

広島県未来チャレンジ資金

  こちらは、貸付タイプだが、帰国後、八年間以上、広島県の企業で働けば、全額免除になるみたい。 基本的にこのサイトでは貸与型は紹介していないんだけど、 この免除規定があるため、掲載した次第だ。 八年未満でよそにうつった場合は、一部が免除になる場合もあるみたい。  

主な応募資格

 

  • 40歳未満
  • 企業や官公庁での実務経験が二年以上あること
  • 広島県の産業発展に有益なことを学んでくる者

(経営、会計、ファッションビジネス、福祉、景観、その他様々)   これはハッキリ社会人を対象としているね。 そして、実務経験が求められるので、おそらくその仕事経験と留学が結びついた方が有利になるのかもしれない。  

支給額

 月額20万円まで(海外の場合)を、最長三年間支給。

  今後も、広島県でずっと働いていきたい、(少なくとも九年は・・・)という方には良いんじゃないかなあ。だいたい10名前後くらい選ばれているようだが、予算の兼ね合いで人数は前後するみたい。

社会人に限定しているので、応募人数も絞られてはくるよね。

  実践的なことを学びに行きたい働きマン・ウーマンには、向いていそうです。 ちなみにこの制度は、国内の大学での勉強にも支給され、その場合は月額10万円以内だってさ。 広島に住み続けるご予定でしたら、実質無料になりますので、良いのではないか。

※奨学金情報につきましては、記事更新日現在のものです。募集条件等が変更されることもありますので、実際に興味が絞られたら、奨学金支給団体のオリジナルサイトでご確認ください

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