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留学や国際交流、英語強化したいなら、「スーパーグローバル大学」がおすすめ!

Wittenberg International Student Party

 ますますグローバル化が進む昨今。 わが国の大学の、国際的な競争力を高めて、インターナショナルな場面で日本をリードしていける人材を高めるため、文部科学省が立ち上げたのが、この「スーパーグローバル大学」プロジェクトだ。

  採択された大学には、トップ型で4億円超、牽引型で1億円超もの、巨大予算が措置される! そしてこれがグローバル人材育成のための予算ということからすれば、当然、学生の国際交流や留学への支援が手厚くなると考えられる

 

平成26年の採択校一覧を見ると、

トップ型

北海道大学 国立 約70億円 東北大学 国立 約70億円 筑波大学 国立 約48億円 東京大学 国立 約58億円 東京医科歯科大学 国立 約54億円 東京工業大学 国立 約53億円 名古屋大学 国立 約61億円 京都大学 国立 約51億円 大阪大学 国立 約55億円 広島大学 国立 約46億円 九州大学 国立 約83億円 慶應義塾大学 私立 約67億円 早稲田大学 私立 約100億円

  牽引型

千葉大学 東京外国語大学 東京芸術大学 長岡技術科学大学 金沢大学 豊橋技術科学大学 京都工芸繊維大学 奈良先端科学技術大学院大学 岡山大学 熊本大学 国際教養大学 会津大学 国際基督教大学 芝浦工業大学 上智大学 東洋大学 法政大学 明治大学 立教大学 創価大学 国際大学 立命館大学 関西学院大学 立命館アジア太平洋大学

上記のような大学が採択されているよ。 出典:ウィキペディア  

スーパーグローバル大学の取り組み

どの大学も地域や、その大学の特質に応じた個性的な取り組みを打ち出してる。 志望校の取り組み内容についてはウィキペディアの一覧からチェックしてもらえればと思うけど、何校かピックアップしてみる。

早稲田大学

国籍豊かな学生や教員が集う“WASEDA OCEANの構築を掲げている。

  • 平成29年までに250もの、学部共通英語科目を提供。
  • 平成35年度までには、全学生が一度は留学を経験する全員留学」を目指し、支援体制や国際交流協定、プログラム増を行っていく。
  • カデミック・ライティングや、チュートリアル・イングリッシュ(英語スキルを磨く集中授業)の高度化、徹底化

名古屋大学

持続可能な社会を可能にする、アジアのハブ大学を目指しているよ。

  • 留学生を3000名に増やし、学部学生全員が留学できることが目標
  • 国際共同研究教育プログラム、海外大学とのジョイントディグリー(複数の大学で学んで学位を取れる)体制の構築
  • アジア・サテライトキャンパス設置
  • タイのバンコク病院と提携

九州大学

  •  留学生と日本の学生が一つのユニットに住んで共同生活する宿舎の拡充
  • 外国人留学生の増大
  • 留学経験者の増大、留学にかかる学生支援の強化
  • 国際教養学部の新設(交換留学必修、留学生と日本人が交流できる授業科目設置など)

以上、トップ型をみましたが、次は牽引型の一例を見てみよー。

関西学院大学

海外留学派遣全国四位の実績を活かし、国際教育プログラムを充実させる。

  •   「アウェイ・チャンレンジ」を全学生に課す教育 (アウェイ=外に出ること)
  • 一貫校として、高校大学連携し、早い段階から国際機関や外交分野で活躍できる人材を育てるため知識や経験を与える
  • 英語による授業拡大、海外留学への派遣人数を3倍に。

まとめ

どうだったかな? 個人的には留学生と一緒に住める学生宿舎という九州大学の試みはとても良いと思う。 ルームメイトとして過ごすうちに、同年代の外国人ともかなり親密になれるのではないだろうか。そうしたチャンスは、なかなかない。

  今は本当に、国を挙げて、グローバルな人材の育成に取り掛かっているところだから、色々制度の矛盾も指摘されているところだけれど、学生としては、利用できるチャンスはともかく利用して、この波に乗っておくといいと思う!  

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