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日本語教育能力検定試験(JEES)に一発合格した勉強方法を公開しておきます☆日本語教師への第一歩【体験談】

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 さて、言葉が好きだし、外国の人と接するのも好きということ、それに何かしら人に教える仕事の経験が欲しいぞ・・・と思ったので、この度日本語教育能力検定試験を受けました。

 これを取得しておけば、いざという時に日本語教師として教えることも出来るかもしれないし・・・。

 さて、この試験の合格率は、およそ例年20%前後になっています。

 五人に一人が受かる計算ですね。

 逆に言うと、五分の四は落とされてしまうという・・・。

 さて私、かなり運もあると思うのですが、これに一発合格出来ましたので、勉強の仕方をメモしておこうと思います。

 

教材:アルクの日本語教師講座を使った

 私の場合は、兎も角一発で合格する抜き差しならぬ理由がありましたので、気合いを入れて、英会話教材で有名なアルクの、日本語教育能力試験対策セットを購入してしまいました!

 「NAFL日本語教師養成プログラム」のセット。↓これです。

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アルクのホームページより)

ただ受講料は、10万円を超えてくるので、高いですね。私は、受験まで残り半年を切っていこともあって、気合いを入れてこれを購入したのですが、

お時間に余裕のある方なら、市販のテキストで代替しても大丈夫だとは思います。

 

 一番重宝したのは、「重要キーワード集300」と、音声テスト用のCDでした。

なので、持ち運べる重要用語集、音声テストようのCDデータ、それに一通り分野をカバーしているテキストブック、この三点をみっちりやれば、別にアルクの教材でなくても大丈夫だと思います。

 

試験を受けてみて分かった、点数を獲るコツ

日本語教育能力検定試験の構成

 JEESテストは、2016年現在、3部構成になっています。

 

    • 試験Ⅰ  90分  100点

    原則として,出題範囲の区分ごとの設問により,日本語教育の実践に
    つながる基礎的な知識を測定する。

     

    • 試験Ⅱ  30分  40点

    試験Ⅰで求められる「基礎的な知識」および試験Ⅲで求められる「基
    礎的な問題解決能力」について,音声を媒体とした出題形式で測定
    する。

     

    • 試験Ⅲ 120分  100点

    原則として出題範囲の区分横断的な設問により,熟練した日本語教
    員の有する現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力を測定
    する。

 

 こんな感じです。試験Ⅰはマークシート、試験Ⅱは音声を聴く問題、そしてⅢは、記述問題になっていました。

 ズバリ、一番点数を稼ぎやすいのは、試験Ⅱの音声問題です!!

何はともあれ、ここだけは、みっちりと身に付けておきましょう。

みっちりやれば、それだけ確実に点数が取れるパートになります。

 

 聴解問題で点数を取るコツ

 まず、アクセントの上がり下がりを問う問題が出てきます。例えば「山」も関東ではヤマの「マ」に、関西では「ヤ」にアクセントが付いて、音が高くなりますよね。

 音がどういうふうに高くなったり低くなったりするかというのを当てます。

・・・なんでこれ、多分必然的に、音感のある方はかなり有利になると思います。楽譜として聞こえるでしょうからね。

 ドの付く音痴である私には難しかった・・・。

 

 そこで、練習問題では、なるべく長い言葉(7~8文字くらいの)をたくさん練習します。本番では、さほど長い言葉は問われませんので、これをしておくと楽です。

 教材を選ぶ時には、長いハードな言葉も載っている問題集を選ぶといいですね。

そして、移動中などの隙間時間に、自分で言葉の音程を意識しながら、ハミングみたいにして、小さな声で繰り返し口ずさんでいました((笑)。

 慣れです。ともかく慣れです。

 自分で発音して練習することで、段々と、音の高低に敏感になれます。

この時、言葉自体はいわず、音だけを口ずさむようにしましょう。

例えば「ファミリーコンピューター」だったら、「ファミリーコンピューター」とは発声せずに、「んんんん、んんんーんー」と、まあ、こんな感じで(笑)

 こうすることで、音だけに意識を集中することができます!

 

 それから、発音の誤りや違いを指摘する問があります。

大体、

  • 調音点
  • 調音法
  • 声帯振動
  • 気息の有無
  • 鼻孔の関与

 こういうポイントから答えることになります。調音点は、その音を発する時の舌の位置、調音法は「パ」などの破裂音か「ジ」などの摩擦音かといったこと、

気息は、息が漏れるか、鼻孔は、鼻声になるか、とかそういう点です。

 

 問題は、テープレコーダーから流されて、割とすぐに過ぎていきますので、瞬時に判断出来るようになってないといけません。

 これも本当、慣れです!とにかく問題集を繰り返し繰り返しやっておくといいと思います。

 その時には、必ず、発音時の、人の口やら咽喉周りの、あの断面図と突き合わせるようにしておきましょう。音を聞いてすぐ、該当する断面図が浮かぶようになっておくといいですね。

 視覚イメージが絡んできますので、意外と覚えられます。

 あと、自分で発音してみて、自分の体内感覚と、断面図を結び付けておくのも大事です!

 なぜかというと、試験の時に、(もちろん声は立てないようにしつつ)自分でも頭の中で実際に流された音を真似して発音することで、より答えやすくなるからです。

 繰り返しになりますが、ともかくもこの音声聴解問題は、一番勉強の結果が出やすいところです!ここは超みっちりやっておいて損はないですよーー。

 最初は、断面図とかなんやかんや、面倒くさく感じますが、慣れます。

 あと、このパートを勉強しておくと、英語など、外国語の発音を学ぶ時にも参考になります。

 

マークシート問題で点数を取るコツ

 ここでは、基本キーワードを頭に入れておくのがまず大事です。やっぱり、基本用語は、必ず一定の割合で出題されるようです。

 基本用語は、電車通勤など、隙間時間に、毎日チョコチョコ、繰り返し確認しておくのがいいですね。

 あとは、対策問題集やテキストを、ノートにまとめるのって、意外と効果的です。

 教科書を漫然と読んでいるだけだと、やっぱりどうしても頭に定着しにくいものです。自分なりにまとめノートを作りましょう。

 個人的には、自分の書いた手書き文字って、なぜか記憶と結び付きやすいんですよね・・。

 あと、ノートを一項目分書き終わったら、次はそのノートを見ないで、思い出せるだけ、別の白紙に、中身を書き出していきましょう

 書いているうちに、色々思い出せる部分もありますし、逆にどこが思い出せないのかも洗い出すことができます。これを繰り返して、大部分を思い出せるようになったら次に進みましょう。

 やっぱり、インプットだけじゃなく、アウトプットすることで、脳の別回路が動いて、記憶しやすくなるんじゃないかなーと思うんです。

 

 そしてマークシート問題には罠がある!!

・・・っていうと、ちょっと大げさですが、試験当日ビックリしたのは、勉強していなかった項目・・・しかも、見た記憶すらない事柄も出されていることでした・・。

 かなり学術的な感じで、大学の先生たちが研究している最先端の事例みたいなのも、出されていたんですよねえーー・

 こんなの、ハッキリ言って専門家じゃないと分かりません・・・。

 まだ日本語教師にすらなっていない、受験者にはキツイです。

 なので、結論としては、他の基礎事項で点数を取れちゃえば、こういうマニアックな出題については無視してもいいのではないかな?と思いますよ・・・。

 

 対策方法としては、Googleアラートで「日本語教育」「日本語教師」などのキーワードを設定して、毎日、最新のトピックを送ってもらうという手はありますけどね。

(Googleアラートは、Google社が提供している無料サービスで、好きなキーワードを登録しておくと、一定のペースで勝手にそのキーワードの入った記事をインターネットから検索して送ってくれるというもの)

 

記述式問題の対策は?

 ここも、少し対策が立てにくいパートでした。

問題数は少ないので、何が出るか分かりません。ただ、教室で「こんな事態が起きた時、あなたならどうする?」的なのは頻出かと思われます。

 サンプル問題は、市販のテキストにもあると思いますので、それをやっておくことと、あとはマークシート形式問題の対策で、ノートを作ることでしょうか。

 基本的には、ノートに書いた日本語教師の基礎事項を踏まえて、自分なりに組み立てることになりますので、ノートづくりの時に蓄えた基礎知識が、記述問題でも役に立ってくることと思います!

 

合格するために毎日何時間勉強したか。

Studying

 これは、試験日までの残り日数で違ってくると思うのですが、私の場合は半年を切っていたので、一日3~4時間は勉強していました。

 とりあえずテキストブック全体のノートを作る!というのを絶対にして、そこから、一日ごとにこなすべき量、頁数を決めていくといいと思います。

 で、最初に習った項目はどんどん忘れていくので(;'∀')キャッチアップのために、重要キーワード集は、いつも電車の中でめくったりして復習します。

 音声学習は、割と直前(一カ月前)とかからでも、間に合うかと思います。

 ただ、ここが一番点数を稼げますので、ともかく一番みっちりやっておきましょう。

 

 試験当日は、ビターチョコレート持っていくといいですよ♪集中力がアップします!珈琲でもいいのかもしれませんが、私はカフェイン飲むと動悸がしてしまうので・・勉強のお供はビターチョコレート。カカオ成分80%以上がおすすめです!

 日本語講師のお給料は、そんなに高くないことが多いですけど、急にどこか海外の国で日本語ブームが始まることも充分あると思いますので(特にアニメなどの影響で)海外で働いてみたいなあ~と思う方も、取っておくのは選択肢の一つですよね。

 コスト的には、完全に独学ですましちゃえば、安く抑えられますし。

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