飛行機トランジットありで、東京の家からオランダのライデンまで、はるばる23時間くらいかけてたどり着きました!
とりあえず滞在半月ほど経過した現在の、オランダ人の第一印象や、街行く人のファッション、日本との違いなどについて書いてみました。
交換留学生という立場上、一週間ほどオランダ人学生も含めてダラダラ交流した後の感想です・・。
オランダ人はやっぱり背が高い!天使か戦士か?
事前知識として知ってはいましたが、やっぱり背が高いです。
平均身長は世界各国の中でも一二を争っています。女性は171cm、男性は184cmで、スーパーモデル並です。
理由にはチーズなど乳製品を沢山食べるからとか、身長が高いとなぜか子沢山なのだとか色々所説あるみたいですが・・。ここ150年で平均身長が20センチも伸びたらしいですよ。
着いた初日はやっぱりちょっと圧倒されました。とはいえ私は日本にいても背が低く、いつも周りを見上げてばかりいるので、そういう点ではすぐ慣れてしまいましたね・・。
で、オランダ人の子供って本当に可愛いです。もちろん移民も多いので肌の色もさまざまですが、白人の子供は、プラチナブロンドに、青い目、なんとも純真そうな容姿で、絵に描いたように、エンジェルそのまんまです。天使でなければ、フェアリーっていうのが合っているでしょうか。妖精です・・・。きゅんとしますよ。
こういう点、日本人の子どもも可愛いけど、妖精っていうよりは、ざしきわらしっぽいテイストがやっぱり強いですよね。
で、こんな天使のような子供が、すっくすく育つと、あれよあれよとでっかくなって、戦士に!!
ていうのは、オランダ人って、がたいが良くて、ついでにどこか顔もいかつい人が多いような気がしたんですね。鼻柱が太くて、女性も男性も逞しそう・・・。棍棒とか振り回したらさまになりそうな・・・。
・・・と思いきや、これは本当に第一印象でした。
物腰は柔らかな人が多いです。顔立ちも、優男、綺麗なお姉さん系、戦士系、何かの動物に似てる系・・・など様々。まあ、考えてみれば当たり前ですね。
あと男性では、長髪で髭を生やして、どことなくヒッピーっぽい感じの人もちょこちょこいる。ただ、イタリア人学生によれば、ヨーロッパで長髪は珍しくないとのことで、オランダには限らないのでしょう。
ライデン大学のガイダンス講義で習ったのは、オランダの男性は欧州の中ではフェミニン(女性的)とされているらしいです。マッチョではない。確かに、「俺について来いや!」って感じのガツガツした感触の人は少なそうです。
オランダは移民大国。色んな人種の人が歩いている。
一番多い順から、白人系、黒人系、トルコ系、インド系、東北アジア人、の順番です。2013年の統計だと、人口の10パーセントほどが、外国生まれのようですね。(ちなみに日本は約1%)
このほか、移民二世三世も入れたら、かなりの数ではないでしょうか。
東洋人以外は、概して背が高いので、東洋人は目立ちます。そして中国人が圧倒的に多いのもあって、道端で子どもに「ニイハオ」と呼びかけられることも・・・。
とはいえ、白・黒・茶・黄と肌色バラエティは本当に豊富なので、特に疎外感を感じることはありません。それほど珍しがられる感じもないです。
ファッションはシンプル
ファッションについては、日本ほど工夫をこらして個性的なお洒落をしている人はあまりいません。日本では「森ガール」「ギャル系」「きれいめ」「トラッド」「パンク」とか、いろんなジャンルに細分化されてて趣味に応じて色んなテイストの服が選べると思いますが、オランダでは、ほとんどそういうテイスト分けはなさそうです。
大抵の洋服屋さんではスタンダードなコンサバなファッションを売ってます。女性ものだと、シンプルで飾り気のないジャケットコート、これまたシンプルなロングワンピース、シンプルなパンツ・・・それで色も白・灰色・黒がなぜか多いです。
日本のいわゆる「可愛い系」ファッションは、まずない。こっちの人は、見かけが大抵アダルティ、大人っぽくて成熟した感じです。だから可愛い系を着るとコスプレみたいになっちゃうのかもです。
そして背が高くスタイルもいいので、簡単な洋服をさらっと羽織るだけでも様になってるんですよね。うらやましい。パンツスタイルに、すとんとしたはおりものや、Tシャツを着た女性が多いです。
たまーに身長が低めの人を見かけると、なんだか親近感湧きますw
それから、現在夏ですが、気温は一日の中でもけっこう変化するので、(日が照れば、かなり暑いし、木陰に入ったり、曇ると急に涼しくなる。風が出てくると長袖でも寒いことも)、そのせいもあってでしょう、人々の服装もまったくバラバラ。半袖の人から薄手のコートを着てる人まで、まったく季節がいりみだれてます。
洋服屋さんにいけば、夏物から冬物まで、いちどきに全部揃えてあるのが面白い。
オランダの髪型
髪型は、男性はなぜか昔の映画俳優ジェームス・ディーンみたいに、ちょっと長めの前髪に櫛をいれて、横になでつけているような、どこかクラシックな印象を受ける髪型の人も多いです。
あとウェーブがかった長髪。
女性は前髪なしのワンレングスが多いように思います。黒人女性は、髪を細かく編んでる子たちも結構いますね。
あとは、緑色とか赤色とか、パンクな色の髪の人もちらほら見ます。日本人の黒髪だと、いったんブリーチしてから色を入れるという二段階になりますが、金髪の場合は、ブリーチしなくて良さそうで気軽にトライできるのかも??
化粧
化粧は、そんなに目立たないけど、まあ身だしなみ程度に・・・って人が多いでしょうか。口紅塗ってない人も多い。もともと色白だからなのか、ファンデーション塗っていても、あまり素肌と区別つかないんですよね、私の目からは・・・。
帽子ではなくサングラス
そして、なぜか帽子をかぶっている人が皆無!!日本の夏だと、中高年の人を中心に、晴れた日は結構な割合で帽子をかぶっていますよね。
ところが、オランダの人たちは全然!!帽子かぶってないんです!だから帽子愛用者の私は目立ってしまうので、ちょっと困る・・・。たまにかぶっていても、野球帽みたいなキャップを、男の人がかぶってるくらいです。
でもお店ではツバの広いフェルト帽や麦わら帽子も売ってるんですけど・・・、
なぜ街で見かけないのか。リゾート地でしか、かぶらないのかな。
変わりに日本の真夏の帽子率に匹敵する割合で彼らが身につけているのはサングラスです。老若男女、これは欠かせないようで。
白人の人たちは色素が薄いので目が太陽光線に敏感といいますね。そのせいだとは思います。
まとめ
オランダの人々の見かけの第一印象について書きました。
ともかく、余計な装飾は付いていない、スタイリッシュでシンプルな服装が大半かと思われます。ムスリムの女性は、ヴェールをして、ふわっとしたくるぶしまであるスカートを着ていることが多いので、彩りを与えています。
ちなみに同じ東洋人でも中国の人は、なぜか日本人より眼鏡率とロングヘアー率が高いです。