なんだこの企画は…て感じですが。題名のようなことをする三十路女子がいたわけなんですねえ、ここに。「女子旅?ああーん、なんじゃソリャわれ」って感じです。とっくに青春18歳など、飛び越していて、お肌はヘアピンカーブを曲がり切り、ローリングストーンズですよ。何か・・・??
ってご年齢なんですがー。
まあよい。
こんな私は最近二回ほど、青春18きっぷを利用して旅に出ました。
なぜって、ふはは、素敵なノーマネー生活でやんすよ!・・き、聞iいてない・・って、そんな今も八時間くらい電車に乗って来たばかしのせいで、テンションが変です・・・。
そう今は、朝東京を出て、夕方に到着した琵琶湖のほとりでこれを書いています。
一日で行ける限界は広島までと思っておこう☆
結論からいいましょう、30代の女子だったら、青春18きっぷで一気に踏破する範囲は、東京から広島までと心得た方が良いです。
始発に乗って、終電で福岡まで行けるパターンもあるようですが、まあこれは罰ゲームか、気狂いじゃないとやりませんね。19時間以上かかるようです。
現実的に考えると、広島が限界ライン、理想的には岡山あたりで留めておくのが健全でしょう。
さて、本記事の設定は30代女子。その中でも、普段スポーツなどは愛好しておらず、体力のない部類の人、というのを設定しています。
なのであまり気合い入れて早起きしても、しんどいですので東京駅は7時42分発ということにしてあります。(これでも早い・・・)そして、広島に到着するのは22時49分。即、ホテルに入って眠らないとキツイですね。
ヤフー路線で調べてみると、東京から広島まで、合計9本も電車を乗り継ぐことになります。クレイジー・・・。大体、それぞれの乗車時間は40分から1時間半と思ってください。駅ごとに、待ち時間は10分~20分ほどあります。
そして、なんと157もの駅を通過することにします。合計時間は15時間7分。飛行機だったら、欧州とかニューヨークとか行けちゃうんじゃない?
こうやって書いてみると凄まじいものがありますね・・。
さて私は、広島の手前、尾道まではすべて鈍行利用で一日で行ったことがあります。朝早く出て夜八時前に、駅に着きました。
結論としては・・・、「一回味わえばいいかな!」でした。やっぱりお尻が痛くなりますねー・・。そのあと飲みに行ったので、そこそこ体力は残ってはいたのですが・・。
一番ムリがないのは、豊橋~京都あたりで一泊すること。
東京から西に向かう場合、やはり豊橋~京都あたりで宿を取ってから、さらに先に進むのがスケジュール的に・・というか体力的に無理がないと思います。
中継地の旅行も楽しめばいいのです。
トイレは、お弁当はどうする?
女子なら、特に気になるのはトイレ問題かもしれません。
なんとかはなります。東京から熱海方面に出る電車は、まず大体がトイレがついてます。なので緊急時は大丈夫。
トイレにスーツケースを持ち来むのに抵抗がある場合は、チェーンロックなどで座席に固定できる道具があるといいですね。
そして、電車のトイレって、なんとなく衛生的にあまり綺麗じゃないのでは・・・と思ってしまう場合は、電車の乗り換え時に、駅のトイレを使うといいです。(とりあえず熱海駅のトイレは清潔でした)10分くらいあれば、さっと行ってこれます。それと、水をあまり飲まないようにしていれば、そんなにしょっちゅうはトイレに行かなくても大丈夫と思います。
個人差はあるかもしれませんが、3~4時間に一回程度で済ませられるかと。
でも、駅のトイレが混んでいたことを考えると、とお昼時にどこかの駅でトイレ+お昼休憩を取ってもいいかもしれません。
そうすると、スケジュールにも1時間くらい余裕持たせておくといいですね。
青春18切符は、一日のうちでは何回でも乗り降り自由(改札で駅員さんに見せれば通してくれます)なので、ちょっと駅の外の喫茶店まで出て休憩、なんてこともできます。
こんなふうに、ランチ休憩を取れば、もうちょっとユッタリできますね。
・・・私の場合、面倒(?)なので、ランチ休憩はすっ飛ばしてしまいます。
この場合、やはり家から持参しておきたいのが、何か簡単に食べれるランチボックス。駅のホームのベンチでさっと食べれるおにぎりとかサンドイッチがおすすめ。・・・とかいいつつ、ものぐさな私は、ソイジョイとかカロリーメイト系ですませてしまいますが・・・。
なるべく移動時間は最小にとどめたい、早く目的地に着きたい、という場合は、最短乗り継ぎ時間をとることになると思います。長くて15分から20分くらいですので、駅弁とかだと、時間が足りなくなっちゃいますね。
なので、朝ごはんをなるべくしっかり取ってきて、昼食はごくごく簡単にすませるイメージです。
18切符の旅であると便利な持ち物
座れるトランク
いざ目的地に着いてから何をするかにもよりますが、もしスケジュール的に持っていくことが可能なら、荷物はトランクに詰めていくと、電車の中では楽になるかもしれません。特に、電車が混みあう繁忙期に利用する場合、座れないこともちょくちょくあるかもしれません。
とにかく、青春18切符の旅で、明暗を大きく分けるのは、席に座れるか座れないかだと思います。流石に十時間以上たちっぱなしでは足が・・。いや、座りっぱなしも少しキツイですが、一日8時間くらいなら大丈夫です。。それってオフィスと変わりませんからね。
なわけで、トランクがあると、特に座っても大丈夫そうな弾力あるタイプだと、ドア付近でそれに腰かけたりと役立ちます。中には最初から「腰かけられる」と銘打ってるトランクも最近はありますね。
で、チェーンロックがあると車内でトイレに行きたくなった時には便利です。
文庫本
電車内では、勉強したりノートに記録をつけて暇つぶしをしていようかなーと思っていたのですが、特に東京から豊橋までは、なかなか集中できません。
なぜかというと、この区間までは大体、東京で見るように、座席が線路と並行に、両サイドに縦に並んでいるからなんです。これだと、あまりゆったりできませんし、隣の人が気になってしまい、勉強とかは意外とあまり捗りません。(人によるかな。スマホアプリで勉強とかならできそう)
豊橋から、進行方向と垂直に、二人掛けの座席が両サイドにつくようになりますので、だいぶリラックス度は増します。なので、それまでは、それほど集中力のいらない文庫本の本が、最適です。荷物になってもアレなので薄いやつ持っていくか、古本買って、読み終わったら手放せばいいかもしれませんね。
ちょっとした食べ物
ちゃくちゃくと乗り継いでいく予定の場合は、ランチを食べている暇がないと思います。なので、待ち時間に10分程度でホームで食べれる、ソイジョイ、カロリーメート、おむすびなど、そういうのがあるといいですね。
在来線の駅では、あんまり食べ物の種類は豊富ではないので、先に用意していっちゃうほうが賢いかもしれません。
帽子と耳栓
眠りたくなったときには、帽子かぶって耳栓はめるといいです。終点まで乗りっぱなしという路線が多いですので、終点で起きさえすれば、本気で眠っちゃって大丈夫です。あと、帽子は窓側の席になったときの日よけにもいいですね。あと突然の雨にも対応できます。
青春18切符で旅する時のコツ
やっぱり何よりも、座れる工夫、かもしれません。なので、中継地を設けるときは、なるべく次の列車の始発になっている駅がいいと思います。列に早めに並べば、座れますからね。そして途中駅でも、一本待って、次の便に並んで座る、などをした方が体力的には楽になると思います。
まとめ
ま、青春18切符は18歳までの特権じゃないぞ~!ってことで、われわれ大人も、どんどん活用していきましょう!
注意したいのは、発売期間は、大学生の休暇期間と大体同じってことですね。バケーション時期以外は売っていません。
2017年だと夏は、7月20日から9月10日まで、春は3月1日~4月10日、冬は12月10日~1月10日、こんな感じです。帰省には良い時期かな・・・。
そして、一枚で5日使えるわけですが、そんなにいらないということだったら、金券ショップに行けば、残り1回とか3回とか売っていますので、それを購入すれば無駄はないです。
期間外の場合は・・・LCCや高速バスを活用するのが格安になりそうです。